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Peoject Spica
譜音スリア[Etude]の使い方
譜音スリア[Etude]は、初心者さんに使いやすい単独音から調声ガチ勢まで対応している音源となっております。
このページでは、調声するとつまづくと思う場所からこのライブラリ独自機能までを
解説していきます。
何もしてないのに声に違和感がある!
このライブラリにはE3、C4、A4の三音階が収録されています。
C4とA4の声質が全く違うものとなっているため、一音だけA4の音があるとかの場合だととても違和感を感じるような仕様となっております。
その場合は「プレフィックス・サフィックス選択プラグイン」でC4を選択したり、
歌詞の後ろに_C4を付け足してください。
母音で違和感を感じる場合、連続音で収録している母音がスタッカート気味になって
いて滑らかに発声してくれません。
その場合は単独音の母音に変えて組み込みツールの母音結合やプラグインを使って
クロスフェードさせてください。
特殊音素について
・語尾息 [x R]([x]には[a~nの母音]が入ります)で使えます。
多くのプラグインでこの形式が使われているので自動で入力してくれることが
多いです。
以下の音素は手打ちで入力する必要があります。
・語尾息+ブレス [x R息]でつかえます。
・のど切り音 [x ・]でのどを閉めます。
[・ 〇]([〇]にはあ~んの母音が入ります)でのどを
閉めた状態から のどを開けます。
・ロングトーン [あ長](上記同様)
[- あ長]で始まりの音にも対応してます。
・語尾はね [x ↑]で語尾のピッチを上げるようにします。
モジュレーションを100にしてご使用ください。
ピッチのはね具合までは調整できないのでご注意ください。
・語尾下げ [x ↓]で語尾のピッチを下げるようにします。
語尾上げ同様モジュレーションを100にしてご使用ください。
UTAUのエンジンの仕様上低音に弱いのでうまく生成されないです。
使える機会があったら使いたいです。
子音単体音素について
これは母音の無声化に対応するもので、
試験的に一部音素につけてみました。
たとえば、「いつかのときまで」という歌詞があるとする場合、
「つ」が無声化する場合があります。
この場合に対応するための音を収録しました。
無声化の対応表は以下の対応表にまとめております。
また「s、sh」についてはCVVCのVCとCVの音の間に入れて子音を増やすように
試験的に導入しています。(α版の追加要素なのでどうなるかはわかりません。)
例:「あした」を「し」の子音を伸ばしたい
「あ」「a sh」「sh」「し」という感じで使うのを想定しています。
「ん」が複数個あることについて
このライブラリには、んが4種類あります。
こちらのサイトを参考にして振り分けをしました。
んの次の音によって使うものが違くなるようです。
・通常の「ん」→「ん」
・「ŋ(ng)」と発音する「ん」→「ん2」
・「n」と発音する「ん」→「ん3」
・「m」と発音する「ん」→「ん4」
と割り振っております。
連続音にも対応しているので「o ん3」などで対応できます。
鼻歌の歌わせ方
エイリアスの振り分けについては「鼻」で振っています。鼻歌にさせたい部分は「鼻」にすると歌ってくれます。
ただそれだと多分不自然になるので基本的には母音結合をおこなってください。
語頭音「- 鼻」
語尾 「鼻 R」
語尾+ブレス「鼻 R息」も収録しています。
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